支援基金口ご報告 [最終更新日:2012年1月11日]

震災関連
支援活動についてご報告
[以下2012年1月11日投稿分]
震災発生から10ヶ月となります。
2011年9月10日ご報告後の活動内容を記載いたします。

(1) 学習書の寄贈
学習書を寄贈する活動を続けています。
2011年10月に,弊社代表・米谷達也(with数理哲人)による著書
「覚える!センター数学IA&IIB」(学研教育出版)がリリースされました。
今期のセンター試験受験生を念頭に置いて作成した書物ですので,
当支援基金口より(著者割引価格にて)購入し,
下記の2校のセンター試験受験生に宛てて寄贈させていただきました。

寄贈先
岩手県立高田高等学校(陸前高田市・現在は大船渡市の仮校舎に移転して学校を再開)
福島県立会津高等学校(会津若松市)

センター試験は今週末に実施されます。
困難な環境の中で挑戦する受験生各位の健闘を,心より祈っています。
覚えるセンター数学

皆様よりご浄財を頂戴しております「受験生支援基金口」の現在の状況は下記の通りです。
残高(9月10日時点);453,866円
支払い(10月21日 );181,440円(領収書は下記に貼付け)
残高(1月10日時点);272,426円
学研領収書

(2) 「勉強の炊き出し」の実施
2011年8月までに,数理哲人講師による東北巡業は4回を数えました。
そのうち3回「勉強の炊き出し」が行われています。
8月までの学習会の様子は,すでに写真等でご報告の通りです。
その後も学習会を継続していますが,数理哲人講師の多忙のため,
本ウェブサイトでのご報告が遅れましたこと,お詫び申し上げます。

9月以降の学習会実施状況:
9月23,24;会津高校(高3)
10月9日;会津高校(高3)
11月12,13日;石巻高校(高3)
11月26日:気仙沼高校(高3)
12月10,11日;会津高校(高3)
12月22,23,24日:石巻高校(高2)

2012年1月(入試直前期)の学習会実施予定:
1月21,22日;会津高校(高3)
1月28,29日;気仙沼高校(高3)

学習会の様子については,追って写真等を掲載します。

2012年1月11日のご報告は以上になります。


[以下2011年9月10日投稿分]
明日で震災発生から6ヶ月となります。
これまでに,概ね下記のような活動を実施いたしました。

(1) 義援金・協賛金の拠出
この6ヶ月間のプリパス・ウェブショップの収益の中から,義援金・協賛金(総額42万円)を拠出させていただいております。
義援金拠出先:日本赤十字社/福島県災害対策本部/宮城県石巻高校・気仙沼高校/岩手県宮古高校・大船渡高校・高田高校

協賛金拠出先:長野県栄村支援のための信州プロレスリング・ビッグハット大会

(2) 福島県における「勉強の炊き出し」の実施
会津高校(5月)/石巻高校(7月)/気仙沼高校(8月)にて,数理哲人講師による「炊き出し勉強会」を行い,その講義録とDVDを震災チャリティ商品として発売しています。この秋以降も,第2陣の炊き出し勉強会を計画しています。
東北3県の先生方で,もし当サイトをごらんになって「数理哲人講師を呼びたい」とお考えになる方がいらっしゃいましたら,ご遠慮なくご連絡ください。数理哲人は「ここしばらくのすべての休日を東北の支援に使うつもりだ」と言っています。


(3)
復興支援チャリティ・プロレス大会への協賛と参戦
5月に長野ビッグハットにて,信州プロレスリングにより長野県・栄村の復興を支援するためのチャリティ・プロレス大会が開催されました。 この大会には,弊社所属の初代・算数仮面講師が参戦し,弊社ではこの大会の実施に協力させていただき,協賛金を拠出いたしました。

(4) 被災受験生への書籍の贈呈
弊社ウェブショップでは,<被災者特別支援制度>として,一部のアイテムを被災受験生(一般)に無償にて提供し,数理哲人の「激励サイン色紙」も付けています。
また,被災地高等学校宛に,弊社知恵の館文庫の在庫から,数学の学習書を約300冊ほど寄贈いたしました。


(5) 受験生支援基金口を設置
震災から3ヶ月の6月11日には,受験生支援基金口を設置して法人・個人各位に募金を呼びかけ,石巻高校・気仙沼高校高校所属の大学受験生に,4種類各400冊で合計1,600冊のセンター試験向け数学学習書を印刷し,寄贈いたしました。

<以下,受験生支援基金口のご報告>
前回のご報告後も,ご寄付を継続的に頂戴しております。
各位の心遣いに,感謝申し上げます。
弊社ウェブショップにおいても,震災支援関連商品の売り上げから,さらに増額拠出をさせていただいております。

受験生支援基金口の会計報告です(9月10日時点)。
いただいた寄附;655,000円(基金設置からの総額)
弊社より拠出 ;660,000円(基金設置からの総額)
印刷のため支払;861,146円(7月8日:4種類各400部で合計1,600冊分)
利息収入   ; 12円
残高     ;453,866円

弊社の設置した支援基金口は,その全額が被災地で受験・進学に向けて頑張る生徒さんのために直接に使われます。
いわゆる活動費用(旅費・交通費・宿泊費等の支援活動に必要となるコスト)は,
すべて当基金口とは別会計で,プリパス社の会計より支出しています。
各位には,引き続きのご協力を賜われますよう,お願い申し上げます。

[2011年9月10日]

[以下2011年7月16日投稿分]
各位に募金の形でご協力をいただきましたお陰で,今週,2つの高等学校宛に,センター試験向けの学習書を寄贈することができましたことを,ご報告申し上げます。
大学入試センター試験
数学IA基礎編(170頁)/数学IIB基礎編(176頁)/数学IA実戦編(184頁)/数学IIB実戦編(196頁)
の4冊です。
sebyousiishinokesen

受験生支援基金口の会計報告です(本日時点)。
いただいた寄附;505,000円
弊社より拠出 ;501,000円
印刷のため支払;861,146円(4種類各400部で合計1,600冊分)
残高     ;144,854円

皆様のお陰で,第1回の納本を実現することができました。
厚く御礼申し上げます。
復興への道のりは長いので,今後も継続的な活動を行っていく必要があると考えています。
各位には,引き続きのご協力を賜りたく存じます。
受験生支援ひまわり領収書
[2011年7月16日]

[以下2011年7月5日投稿分]
被災地支援エディション4部作の編集作業が一段落つきまして,印刷所に見本刷りを依頼する段階まできましたことをご報告申し上げます。
vol1_石巻版vol2_石巻版
vol3_気仙沼版vol4_気仙沼版
表紙はこんな感じです。裏表紙には,慰霊の旅にて撮影したショットのなかで「立ち上がろう」という息吹を感じさせるものを使っています。
お届けまで,もう少しです。
[2011年7月5日]

[以下2011年6月30日投稿分]
募金の呼びかけを始めて半月あまりとなりました。
お陰さまで,当初の目標金額をクリアすることができまして,予定部数の書籍の
寄贈の資金的目処が立ちました。
(6月末時点で,基金残高は,弊社の初期拠出50万円+募金額40万円以上となっております)
各位のご厚情に,深く感謝を申し上げます。

また,この間に,被災地高等学校に宛てて,弊社「知恵の館文庫」の在庫から,
特訓ドリル
D21「極限・微分」/D22「積分計算」(合計220冊)を,学習支援物資として献本させていただきました。
理科系の進学を目指して数学3Cを履修している受験生を応援しています。
また,三陸沿岸の高等学校(数校)において東北大学を目指している受験生に向けて,
弊社の新刊
「数理哲人の闘う東北大数学2011」(合計70冊)を,学習支援物資として献本させていただきました。

7月の下旬には,宮城県立石巻高等学校にて,数理哲人講師による「勉強の炊き出し」第2弾を予定しています。
数理哲人講師は,この夏から冬にかけては,「日程さえとれれば,何度でも東北にいく」と言っています。
震災でお困りの生徒さんたちのモチベーション増進への妙手はないかとお考えの先生方は,ご相談ください。
[2011年6月30日]

[以下2011年6月23日投稿分]
本年6月11日に基金口を設置し,募金の呼びかけを始めておりますところ,多くのご賛同をいただき,お陰さまで募金総額は日々伸びています。
呼びかけは,当ウェブサイトやブログのほか,メール等でも行っているところです。教育関係の知人各位には下記のような記述を含むメールを差し上げました。

被災地におけるさまざまな困難が報道されているところ,私どもの問題意識は,
被災地で進学を目指す高校生が,社会の競争のスタートラインに立つことすらも困難になっていることに対して,これを是正するために少しでも役に立てることはないかという点にあります。

これに対して,「全国の受験生が同じリングで,少しでも同じ条件で開始のゴングを聞けるよう協力したいと思います」など,問題意識を同じくするようなコメント,賛同のお言葉をいただいており,大変心強く思っています。また,皆様の気持ちを本に託して贈る責任も感じつつ,編集作業をすすめています。

「ダテナオト」様ご名義からの入金もいただきました。バンダナをお送りすることは叶いませんが,この場を借りて,厚く御礼申し上げます。

書籍の方は,内容(センター試験数学)の主要部分についてはPDFデータの提供を受けておりまして,現在は「まえがき(激励文)」「正解表」等の編集と表紙デザインを進めているところです。7月10日前後の完成・寄贈を目標に動いているところです。
なお,書籍の下版時点までに募金にご協力いただいた法人・個人の各位のお名前を,寄贈本にクレジット表示をさせていただく予定です。
(特に記載をご希望されない場合には,個別にご連絡をいただければと思います)

また,募金をいただけた方にお送りする
特製「算数仮面バンダナ」または「数理哲人バンダナ」については,ただいま注文中で,7月9日ごろ納入で,皆様に(領収証と合わせて)発送する予定となっておりますので,いま暫くお待ち下さい。[2011年6月23日]



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